#8 わたしのパニック障害

パニック障害のこと

パニック障害=突然、なんのきっかけもなく
動悸・呼吸困難・吐き気などの
パニック発作が起こり、何度も繰り返される病気。

わたしがパニック障害を発症したのは、
10数年前、わたしが東京でOLをしていた頃。
ある日突然、満員電車の扉が開くのを
目にした瞬間、動悸がし始めた。
この電車に乗らなければ会社に遅刻してしまうと
思い、乗り込んだのだが、
「この扉が閉まったら、逃げられない」という
恐怖に襲われ、
咄嗟に電車から飛び降りた。
それが、わたしのパニック発作のはじまり。

わたしが発作の対象・怖いと感じる場所は・・・


◼️電車(特に満員)
◼️車
◼️高速道路
◼️トンネル
◼️飛行機
◼️美容室
◼️歯医者
◼️会議室などの狭い・窓のない部屋
◼️出入り口から離れている席
◼️エレベーター など

体調や気持ちのコンディションによっては、
別の場所も怖くなる。
全ての場所に共通するのは
「逃げ場がない」ということ。
例えば・・・
一度乗ったら降りられない飛行機、
離陸時に聞こえてくる
「客室乗務員はドアモードを
アームドに変更してくだい」という
アナウンスを聞いた途端に
動悸・手汗・震えが始まる。
美容室は、ケープを巻かれる瞬間に
「長時間動けない」
「椅子に固定されて身動きが取れない」と
恐怖に感じる。

動悸、冷や汗、手汗、めまい、窒息感、からだの震えなどのパニック発作が起こると、
恐怖の渦に飲み込まれてしまう。
パニック発作が起こった後は過敏になって
「また発作が起こるのではないか」という
不安にかられてしまう。

パニック障害の症状は個人差があり、
それぞれ異なる。
わたしの場合、以前に比べたら、
パニック発作が起こる頻度は
少なくなってきたけれど、
ゼロにはなっていない。

これからもわたしはパニック障害と共に生きる。
いつか治りますようにと祈りながら🍀