はじめての大きな病院から2日後、
仕事は午後お休みをもらい、2回目の大きな病院。
午後だからなのか、それとも、休診日だからなのか、
1回目とは違って、混み合っておらず、
数名の患者さんが待っているだけだった。
初めてのことで、緊張して、恐怖で・・・
『針生検、経験談』『針生検、痛い』などと
たくさん検索して情報収集した。
「痛かった」と書かれている方もいれば、
「痛くなかった」と書かれている方もいて・・・
痛みの感じ方は人それぞれだしなと思いながら、
とにかくたくさんイメージトレーニングをした。
どなたかのブログで『針生検は自分の中のしこりが
いったい何者なのかを判断してもらえる大事な検査です』と読んだ。
その言葉で、わたしは覚悟を決めた。
『この検査を乗り越えないことには何も始まらない』
『大丈夫、大丈夫』と
自分に言い聞かせてはみたものの、
当日は
心臓バクバク、手足ガクガク・・・
落ち着かない・・・プチパニック状態。
「お薬(=安定剤)を飲んでいいですよ」と
看護師さんが知らせに来た。
そこから、10分後くらいに、名前が呼ばれた。
お薬のおかげで、少しふわふわし始めてきた。
プチパニック状態は少し落ち着いた。
それでも、眠りにつくことはなく・・・
意識はしっかり。観察もしっかり。
ドクターのお話しもしっかり聞ける状況だった。
若い女性のドクターだった。
診察台に寝た状態で、
わたしの胸にいる怪しげなものを
エコーで確認してマーキング、その後局所麻酔。
ドクターが組織を採取する注射器のような器具
(耳のピアスを開ける時のピアッサーの大型版のようにも見えた)を見せてくれて、
『バチン』と音がすることを教えてくれた。
そして、『検査中は動かないように』とも言われた。
検査中はとにかく動かないように、
目を閉じて、自分を落ち着かせることに
集中していたと思う。
そこまで痛みを感じることはなく、終了した。
でも、『バチン』という音が4回したことは
ハッキリと覚えている。
〈 この日の流れ 〉
12:50 病院に到着
13:00 受付を済ませる
13:15 検査の流れについての説明あり
13:38 安定剤(デパス)を1錠のむ
13:50 針生検開始
14:15 針生検終了
針生検が無事に終わって良かった・・・
緊張して、怖くて仕方なかったけど、
ちゃんと一歩前に進めた・・・
『わたし、がんばった。えらい♡』と
心の中で呟いてみた。
結果は12日後。