りぼん日記のこと

りぼん日記のこと

室月りぼんが自身の乳がん経験を記します。ここで発信することで、1人の女性として、乳がんサバイバーとして自分自身の心に刻み続けることができると同時に、わたしの経験が誰かの参考になればと思っています。
乳がんのこと

#6 October,2022

針生検の検査結果を聞くため、母と一緒に病院へ。検査結果は初期の乳がん。初期と言われても・・・早期発見だから治りやすい・・・と言われても『がん』という言葉は、わたしにとっては大きな衝撃だった。その日のことはほとんど憶えていない。
乳がんのこと

#5 October,2022

針生検を受けるまでは「検査」に対する恐怖や痛みばかりに集中していた。でも、針生検が終わったら、今度は「結果」に対する恐怖や不安がわたしの心にやってきた。検査結果が出るまでの12日間は、とても長く感じた。
乳がんのこと

#4 October,2022

針生検の次の日から針を刺したところに貼った絆創膏から血が滲み、胸全体が青くなり始めた。2日経過したした時点で、胸が張り始め、チクチクした痛いが始まった。青みが広がり、増してきたのと同時に傷みもチクチクからズキズキに変わった。
乳がんのこと

#3 October,2022

はじめての針生検は、緊張&恐怖で、ネットで経験談をたくさん検索して情報収集した。どなたかのブログで「針生検は自分の中のしこりがいったい何者なのかを判断してもらえる大事な検査」と書いてあった。その言葉で、わたしは覚悟を決めた。
乳がんのこと

#2 October,2022

かかりつけ医からの紹介状をもって、はじめての専門病院を受診した。看護師さんの問診→マンモ→エコー→医師の診察、長い長い1日だった。医師は「あなたの胸にある何かは、針生検なしには簡単に大丈夫ですとは言えない」と言った。
乳がんのこと

#1 September,2022

右胸に現れたぷっくりとした膨らみは、コリコリしているというよりも水ぶくれのように盛り上がっているように思えた。わたしは、てっきりこの膨らみをおできだと思っていた。かかりつけ医のアドバイスで、すぐに専門医を受診することになった。